またまたお久しぶりです。るうかです。
気付いたら誕生日が過ぎて23になってました。
びっくり以外のないものでもない。
お誕生日のメッセージしかやりとりしない人にも、祝ってもらうのはとても嬉しいものです。
久しぶりに話をした人とのお話をしていきます。
だいたいこれ。
「おめでとー」「ありがとー。もう23とかやば」
みたいな会話が20を超えてからのテンプレになってる気がしますが、やっぱり毎年忘れずに送ってくれるのは、年齢に関わらず古くからの友人が特に多いです。
そんな中で今回あったのは「周りがみんな結婚したりしてビビってる」話が印象的でした。
たしかに20代中盤が見えてくると、周りも意識したりしてなんか焦るというのもテンプレなような気がします。
表現者として生きている以上焦ろうが何しようが、それよりも自分の仕事面が心配になることの方が多いし、実際専門学校時代の知ってる範囲でこの仕事続けている人は仕事が1番なのかなと思っています。
でも一般社会に生きていたらやっぱり23の歳で就職して安定し始める人が多くて、きっと24を皮切りに急増していくのかな?というイメージです。
実際たしか母が24か25の時に私が生まれているはず?なので、そうだよなと。
でも実際問題、こうして順調に結婚して子供を育てていく人は最近減っていて、実際に周りでも結婚したいと思わない、子供は持たないと決めている友人の方が多いかも。
特に私はそれをどうも思わない。
それぞれの価値観で、それぞれにしかわからない理由があるはずだから。
私自身「したいと思ってできることは世の中に限られていて、思っても上手くできない可能性が高いものに結婚や子供も入っている」と思う。
だから、私はその時結婚したいと思える人がいればしようと思うだろうし、違うなと思ったらきっと一人なんだろうと思う。
運命とまではいかなくても、引き寄せというのは存在すると思っていて、この時ここにいたから出会えた!みたいなものはきっと引き寄せで、それが良縁なんだろうなと。
もちろん例外もあるだろうけど、自分から手探りに探しに行ったりすると逃げてしまうのも良縁の特徴なんじゃないかなと。
よくあるのが「彼氏ほしい」って言ってるうちはできないのに言わなくなったらすぐできた法則。
これはマジ。
でもまあ「彼氏ほしい」って言えてる人は口癖になってて、良縁はあんまり求めてないイメージがあるので、そういうものなんだなって。
ここで思い出した。
で、本題に戻ると、「焦っているわけではないけれど、そういう気持ちにはなってきた」というメッセージが来ていたのです。
その人はもう長い恋人もいるけど、結婚を意識すれば違うのかもしれない と。そして私はそれを知ってたこともあって、
シンプルに「焦ってしたところで良い結婚できると思わないし、結婚して子供いるのがすべてじゃないから」と送りました。
ここで思い出したのが、前回に書いた「蒼の悲劇」の別テーマとして盛り込んだ「普通の幸せ」だったんです。
父親の後悔を厚みをもたせるために「普通の幸せって何だと思う?それはみんな違うはずだけど、あなたはどうですか?」と主人公、紫苑に向かって書いたのをよく覚えています。
この時の問いかけへの答えが、今の私の考えそのものになっていて、紫苑がいたから考えたものだったと思う。
1人でも生きていける、とは言うけれど、実際問題1人は無理に等しい。
周りを頼ることで人間は生きていて、その一番頼りやすい相手が恋人や婚約者であるということ。
でもそれは幸せとイコールではないこと。
1人は可哀そうと思う、思われるかもしれないけど、人は常に誰といたって孤独を感じていて、それを忘れるために人と生きているのだから、いなければ寂しいという感情も当たり前。
「寂しさを埋めたい、誰でもいいから恋人がほしい」というのはやっぱり違うということ。
寂しさを感じる強さも人それぞれで、その人が寂しくないと言えば寂しくないということ。
急いで家庭を持っても、妥協して結婚して仲が悪くなったりして家庭が嫌になるよりマシでしょ。
と、こんな感じで話題的には一旦終わったのだけど、この回答したら「人生何週目?」って言われた。
多分、人生(ものがたり)はこうやって出来てる。
実はこれ結構言われること多い。あと年齢詐称。(おい)
これを言われて思うのは、人のお話とか今までの人生であった経験とか聞いたり見たりするのが大好きだからで、そもそもなぜ好きかっていうと多分小説とか漫画がきっかけなんじゃないかなって。
小説を読んで、この人たちの人生はこうだったんだ、こういう考え方、境遇、感じ方があるんだって、私は経験してないはずなのに、人生1回分終えた感覚になっていました。
小説の他にも、役者は台本を読んで、その人になってセリフを言うことも、その人生を生きた証拠で、しっかり自分の経験になっているということ。
数知れず色んな人生を見て過ごして、考え方も変わってまた見える景色が変わって。
そしてさらに自分で新しく経験して「あ、これあの話で読んだのと似てるな」と進研ゼミ方式で人生を送って、また新しい自分の資料が出来ていく。
こんな素晴らしいものが読書なんじゃないかなと思っています。
私の未熟な文章では上手く伝わらないことも、またこうして1冊ずつ本が増える度に、私の考え方も文章もアップデートされて、また新たな私の人生を本と一緒に送っていきたいなと思うのです。
私は幼少期から本を読み漁っていたけれど、今もこうして書く側に立てたということ、これはすべて私の人生の中で最大の良縁だったのではないかなと思います。
最後に、今回も良縁めぐって2冊目「サロメ座の華」が発売されましたので、次はその新作について、また裏話含めて書こうと思います。
興味を持って1冊目や2冊目を手に取ってくれる良縁があることを祈ります。
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